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日向杏介の麻雀戦術論
第三回 リーチプレミアを狙おう
■前回の解答
東1局東家
  • ドラ

解答  切り
まず、スピードを落とさないためにを切らないのは前回にも述べたとおりです。
そこで切りか切りとなるわけですが、 三色が崩れた時でもドラ受けが活かせる切りの方が、
私は優れていると思います。

ドラツモOK、三色目OK
タンヤオピンフにドラか、三色目が絡んだリーチが理想
最悪タンヤオのみになっても、リーチプレミアを狙って牌を曲げよう!



■リーチプレミアを狙おう


「日向さん、ついてますよね〜 裏ドラ多くないですか〜」
「どうしたらそんな乗るんですか〜」

確かにツイているからなんですが、私はよく対局者に言われます。

「トイレ掃除いつもしてますからね〜」「捨て猫拾いましたから〜」
なんて冗談を絡めつつも、いつも答えは一緒

「リーチの回数が多いからです。」

そう、ただ裏ドラを見る権利の施行回数が多いからなんです。
実際MJ3のデータの平均裏ドラ数では、全国平均が0.44枚のところ
私は0.41枚とあまり差がないんです。(むしろ少ないな^^;)

役無し好形ドラ2以上の時は勿論、


ドラ のドラ1の手や

ドラ のドラ無しの手も
リーチ。

ドラ1ペンチャンの


ドラ 7巡目 や

ドラ 7巡目 など
愚形で出アガリ2600しかない手でも、積極的にリーチします。

一発か裏ドラ1枚で点数倍の5200になりますからね。

リーチに踏み切れないあなた、
乗るか乗らないか、と考えるのではなく、アガレば0.44枚乗る。
一発もアガリ時に0.1発毎回ある、と思えばいかがでしょう。

あと、巷のフリー雀荘は一発や裏ドラに祝儀が付くのがほとんど。
点0.5(テンゴ)で2000点相当、点1(テンピン)で5000点相当付くのが一般的です。


どうです、リーチしたくなりましたか?

門前テンパイ入ったら、リーチプレミアをゲットするために、どんどんリーチしましょう。


リーチプレミア(一発、裏、※ツモ)
※厳密に言えばツモは門前プレミアですが、説明上リーチプレミアに含むこともあります。
ツモはアガリ全体の31.61%
参考データ(MJ3の全国平均から。比較的新しいのMJ4より試行回数が多いと思われるため引用)
平均裏ドラ数 0.44枚  (裏ドラ総累計/リーチアガリ回数)
リーチ一発率 11.80%  (一発回数/リーチ総実施回数)


カンチャンリーチ大好きな私も、原則的にしない場合があります。
さて、それはどんな形のカンチャンでしょう?



日向杏介 (ひゅうが きょうすけ)   プロフィール
1994年  宮崎県で初の点五のフリー麻雀荘「まあじゃんさーくるオクトぱス」を開業
2003年  日本プロ麻雀協会所属
2008年  第二回日本麻雀機構杯 優勝(新倉名にて)
タイトル   前 日本麻雀機構杯チャンピオン   
        現 九州エリア王   
        西日本プロリーグ優勝
        第三回金龍王3位
        TAISENプロリーグ
           平均ポイント部門 7,8月優勝
               他、多数。   
トップ率 31.36
アガリ率 24.10%(22.63)
振込み率 11.85% (15.27%)
平均順位 2.27位
 (MJ3データより,括弧内は全国平均値) 
夢       テレビ対局、戦術書出版、全団体タイトル制覇
尊敬する人  羽生善治、イチロー、C.ロナウド、タイガーウッズ